Androgenetic Alopecia の略で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれています。
AGAを発症している人は全国で1,260万人。日本人男性の3人に1人がAGAと言われていますが、適切な治療を受ければ薄毛の進行を抑えるだけでなく、発毛させることもできます。
AGAは進行性の脱毛症であるため放っておくと髪の毛の本数が徐々に減り、気づかぬ間に薄くなっていきます。
AGAのしくみと原因を知るには、ヘアサイクルについての理解が重要です。
大きく「休止期」「退行期」「成長期」の3つの段階で構成されます。
AGAでは「男性ホルモン」の影響でヘアサイクルの短縮が起こり、髪の毛が太く、長くなる期間である成長期が短くなってしまいます。正常のヘアサイクルは2〜6年ですが、AGAでは3〜6ヶ月程度になります。
AGAではヘアサイクルが短縮するため、毛髪が育つ前に抜け落ちてしまうため、細く短い毛が多くなり本数も減ってしまいます。40回のヘアサイクルが終わると毛根の寿命となり毛根は死滅してしまいます。死滅した毛根は生まれ変わることができず永久に髪ははえません。
AGAは、年齢が高ければ高いほど、治療効果が出にくくなると言われていますが、進行したAGAでは毛髪が生える毛根が減ってしまってしまうからです。
例えば、AGAが中レベルまで進行している50代の患者様と、大レベルまで進行している20代の患者様が同時に治療を始めると、50代の方が治療効果を実感しやすいのです。
AGA治療を検討しているなら、できるだけ早く治療を開始することをおすすめします。